上質な空間は、色と光でつくられる。
■まずは、色選び。■
統一感のあるお部屋のポイント。それは、色です!
最初に、テーマカラーを決めましょう。
とは言っても、あなたが住んでいるお部屋の壁の色は、白じゃないですか?
内装の段階から、色選びに関わっていない限り、たいていのお家は、ベーシックな白やベージュの壁紙だと思います。
なので、メインの色は、壁の色に合わせて、白またはアイボリーにすることをオススメします。
白は膨張色なので、部屋が広く見えますから。
それに、照明が生きやすいので、ライティングにこだわりたい人にはぴったりなんです。
メインの色が決まったら、アクセントになる色を決めます。
アクセントカラーは、あなたが好きな色を、1色か2色。
好きな色選びに迷ったら、お気に入りのお店を参考にするといいかもしれません。
たとえば、スターバックスコーヒーの雰囲気が好きなら、黒と緑。
無印良品が好きなら、ベージュや焦げ茶、またはグレーなどを選んでみる。
あなたの好きな雰囲気と色が、浮かんできたでしょう?
あとは、選んだ色で徹底的にお部屋をうめつくすのみ、です。
■カーテン、どうする?■
ひとり暮らしなら、特に気にする防犯&プライバシー。
お部屋のよっては、昼もカーテンを閉めていないとキケン、てな場合も。
夜しか使わない場合でも、気が抜けないカーテン。
部屋をとにかく広く見せたいのなら、壁と同じ色をセレクト。
カーテンだけが主張しすぎないから、すっきりと広く見えます。
一方で、思いっきり無機質な部屋のスパイスに、柄やアクセントカラーのカーテンをもってくる。
こんな演出もアリだと思います。
そんな時にチョイスする柄は、「そんじょそこらで売ってません!」ってくらいレアだと、
一気におしゃれ度も自己満足度も(笑)アップすること間違いなし!です。
カーテンを開けたときと閉めたときのギャップも、雰囲気がガラリと変わって新鮮です。
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これで、どんなカーテンも遮光カーテンに。 |
オススメ度★★★★★ 簡単に取り付けられる、カーテン裏地。99.99%光をカットします。しかも防音効果も。これがあれば、とことんこだわってカーテンを選べます。 | |
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マリメッコのウニッコ。 |
オススメ度★★★★☆ 生地で購入して、自分でつくる方法も。クッションもおそろいにする? | |
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北欧デザイン。 |
オススメ度★★★☆☆ ミナ ペルホネンのようでもあり、ポール&ジョーのようでもあり。かわいい。 | |
■光をあやつる。■
「電気」と、ひとくくりにされる照明ですが、蛍光灯や電球など、いろいろなものがあります。
用途や場所によって、明るさや取りつけ方の違いがありますが、
コンセントがほかの場所より多いリビングは、ストライクゾーンの広いところ。
こまかい作業をするときは、蛍光灯、
寝る前のひとときにリラックスしたいときは、電球をつかった間接照明、
と、シーンや気分にあわせて照明を変えられるのが、リビングなんです。
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手軽に、間接照明。 |
オススメ度★★★★★ 電球が全部ちがう方向を照らすペンダント。ムーディー☆ | |
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ちょっとアンティーク。 |
オススメ度★★★★☆ まっ白なデスクライト。ベッドサイドに、テーブルにと大活躍しそう。 | |
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■目線より背が高いものを置かない。■
家具などで背が高いものは、圧迫感があるので、部屋がせまく感じる、というのは、知ってる人も多いハナシ。
でも、スペースの問題で、背が高い収納家具を置きたいとき、ありますよね。
どうせなら、空いたスペースは有効に利用したい。
そんなときは、どうしましょう?
答え。壁一面が使える場所に、クローゼットを作ってしまいましょう。
用意するモノは、収納に使う棚、壁と同色の布、画びょうか釘。
作り方は、カンタン。
高さのある棚を壁一面に並べたら、天井で布をとめ、カーテンのように下にたらし、棚がかくれるようにします。
軽い布なら、画びょうでもとめられます。
のれんのように、布に切りこみを入れると、ものの出し入れが楽になりますよ!
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応用がきくカタチ。 |
オススメ度★★★★★ ディスプレイにも使えるこのラック。どんなお部屋でも、模様がえしたくなっても、ちゃんと思い通りになる家具って、まさにコレ。 | |
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ゴミ箱だけど、用途は∞。 |
オススメ度★★★☆☆ 実は、意外とゴミがあまり入れられません、このカタチ。雑誌や新聞などをまとめるなら、オススメ。タオルを入れてる人もいましたよ。 | |
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ほっこり、北欧。 |
オススメ度★★★☆☆ そこにあるだけで、優しい気持ちになるチェスト。意外とお安く手に入ります。 | |
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■グリーンで、さわやか効果。■
人の肩くらいまでの高さがある植物は、ひとつ置くだけで、お部屋の印象をぐぐっとスタイリッシュにします。
インパクトのあるものはちょっと…という場合は、小鉢を2・3コまとめてカゴに入れて置くのもよし。
寄せ植え風になります。
おすすめは、サボテン!
サボテンの仲間には、花を咲かせるものや、ちょっと見にはサボテンとは思えないものまで色々あります。
価格も安いものがたくさんありますよ。
サボテン以外の植物でも、育てやすくて存在感のあるものがたくさん。
日光があまり当たらなくても、水やりを少しくらい忘れても、ちゃんと育つお利口さんな植物もあります。
■グリーンの次は、花。■
花をいける、と聞くと、なんだか難しそう…とか、
花を買うなら、スウィーツを買う!とか(笑)聞こえてきそうですが、要は、「コツ」なんです。
人にプレゼントする花なら、カッコよくアレンジもしたいところですが、
自分のための花ですもの、まずは自分の好きなようにしてみましょう。
花は、外で咲いている季節の雑草を、ちょい、といただいてもよし。
雑草とて、あなどれないほどキレイな花や葉っぱ、たくさんあります。
いけ方は、自由。一輪だけでも、葉っぱだけを無造作に差し込んでも、ちゃんとサマになっています。
ポイントは、考えすぎないこと。そして、じっくり眺めすぎないこと!
それに、花瓶がなくても大丈夫。
キッチンのページで紹介した「そばちょこ」でもよし。
ジュースやカクテルが入っていた、丈夫な空きビンでもよし。
ワインや焼酎の、背が高めのビンでも、もちろん大丈夫。
特に、イタリアンワインには、おしゃれなボトルデザインが多くて、中身よりボトルのために買ってしまいたいくらい。
さすが、デザインの国イタリアです。
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